昨日保健所で三歳児歯科検診を行いました。
今回で10年目になりますが、年々子どものカリエスが減少して行くの実感します。素晴らしいことですね。予防意識の向上が一番の理由と思います。
しかしながらその反面、不正咬合の子供は減少しているようには感じません。食生活、生活環境、顎顔面の発育等、多くの原因があると考えられますが、しっかりとした、歯ごたえのある食べ物を食べる習慣を身に付けさせることが大切であると思います。

 なかには、号泣して口を開けてくれない子供もいます。その原因の一つに治療時の怖い経験が考えられます。その子にとって最初の治療が怖いものであれば、あまり良いことであるとは思えません。大げさに言えば、子供の歯科人生を左右しかねない最初の治療をおこなう歯科医師は、その事を十分踏まえた上で治療を行うべきでしょう。身の引き締まる思いがしました。